• テキストサイズ

ハイキュー!! 夏休みバトン!

第6章 澪のような君へ



Side B

「A地点、全滅です!」
「興味すら抱いてもらえません!」


夜「何であいつらあーなんだ!
肝試しの趣旨分かってんのか!?」

雑音混じりのグループ通話は次々に人が抜けていく。

怖がりもしないためどんどんチェックポイントを通り過ぎていく。

夜「もうこうなったら俺達も行くしか…!」

海「そうしたら本部に人がいなくなるから大変だろ?」

夜「そうか…
あー!もどかしすぎんだろ、これ!」


まぁまぁ、と海はなだめるが全然気は収まらない。


海「それにしても…
全部スルーしてる割には遅くないか?
犬山達で45分ちょいだぞ?
普通に歩いて30分のところもう1時間は歩いてるぞ??」


夜「そうか…。なんか変だな。
あ、雨だ…」

パラパラと頬を濡らす雨はどんどん雨脚が強くなっている。

海「とりあえず旅館に戻ろう。
2人も戻ってるかもしれないし」

夜「だといいけど」


何だか嫌な予感がして暫く森を見つめていた。



/ 95ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp