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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第8章 おねがい♡サマー仮面【カラ松】


その後、私とサマー仮面は海で泳いだり、水を掛け合ったり、レンタルしたゴムボートに乗ったり、ビーチボールを投げ合ったりした。


疲れたら、一緒に砂浜で寝転がって空を見上げ、拾った可愛い貝殻を眺めながら、お互いの近況を話し合った。


高校の時には、カラ松くんとこんなに仲良くなるなんて思ってもいなかったな……。寄せては返す白い波を見つめる。


「カラ松くん、今日は来てよかったよ。すごく楽しいし」


「フッ! そうだな、ハニー! 海でサンシャインを浴びるオレ、700000サマー!!」


すっかり大泣きから復活したサマー仮面も嬉しそうに太陽を仰ぐ。


そういえば、少し喉が乾いてきたな……。さっき軽い昼食を取ってからは何も飲んでいない。私は立ち上がった。


「ちょっと自販機で飲み物買ってくるね。カラ松くんの分も買ってくるよ。飲むでしょ?」


「ああ。一緒に行こうか?」


「近いからいいよ。駐車場のそばに確か自販機があったはずだから」


私はビーチサンダルを履き直すと、財布を持ち、砂浜を出て駐車場へ向かった。


自販機はすぐに見つかり、二人分の飲み物を買う。海に戻ろうとした時、駐車場の横の道にある露店がふと目に入った。


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