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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第38章 幽霊物件カレシ付き【一松/お礼SS】


一松が律動を始めた。私の腰を掴み、激しく欲をぶつけてくる。粘膜と粘膜が擦れあい、痺れるような幸福感に襲われる。一松の下で私は声を上げて身体をくねらせた。

『この家にずっといてくれれば』

――じゃあ、もし私がこの部屋を出ていこうとしたら一松はどうするの……? 

「ぐぅっ……うっ……愛菜っ……愛菜……くそっ……愛菜……愛菜っ……!」

何度も私の名前を呼びながら、一心不乱にピストンを続ける幽霊。

「あああんっ……あ……あっ……ンッ、んんぁ……あ……」

一松との情事は麻薬だ。溺れてしまったら二度と断ち切れない。

毎朝起きるたびに後悔する。すぐにでも引っ越してしまおうと思う。

なのに気づいたら必ずこの部屋に帰ってきて、夜11時にはきちんとベッドに入ってしまう。

「ううっ……出る……!」

一松が呻いて腰を突き出した。私の中で大量の精がほとばしる。彼にしがみつきながら私は身体を反らせて受け止めた。

「一松……」

そっと頭を撫でようとすると、すぐに体を起こす幽霊。

「次は金縛りのままうしろから犯すから」

さっきまでの甘えたような顔は消え、一松はまた妖しく微笑んだ。

「っ……」

ゾクゾクとするような興奮。ああ、これだからやめられない。たぶん死ぬまで私はこの部屋に帰り続ける。

「あんたの中に朝までたっぷり出させて……」

一松が私の身体を抱き上げた。

「うん……いいよ……」

精液まみれの肌にまた火が灯る。私は一松の冷えた首に手を回した。










―END―







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