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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第8章 おねがい♡サマー仮面【カラ松】


「カラ松くん、ちゃんとムラのないように塗ってね」


「はい……」


さっきまであんなにうるさかったのに、今は一言も喋らず、黙々と日焼け止めを丁寧に塗っていくサマー仮面。背中、腕、足を塗り終わり、私は仰向けになろうと体を起こした。


「次は前もお願い……って、カラ松くん! どうしたの!?」


見ると、仮面の鼻の穴から大量に鼻血が流れ出ている。意識が朦朧としているのか、サマー仮面は今にも倒れそうにフラフラしていた。


「ろ……6000000……サマー……」
回らない口で呟く。


「大丈夫!?」


「愛菜ちゃんの体があまりにエロすぎて……触るたびに……ごぅふっ……」
サマー仮面が吐血する。


「血が出てるよ!? どこかで休む?」


「いや……だ、大丈夫だ……ハニー、前も塗るから横になってくれ……」


サマー仮面は、鼻血を流しながらも、再び仰向けに寝た私の胸元に日焼け止めを塗ろうとした。




しかし……。




「ううっ……うっ……うううっ……」


しゃくり上げる声が聞こえ、私は慌てて起き上がった。


「えっ!? カラ松くん、なんで泣いてるの!?」


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