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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第8章 おねがい♡サマー仮面【カラ松】


「ちょっと、どうしたの? 本当に大丈夫?」


「フッ、ハニー、心配には及ばない。しかし、心配してくれるハニーもまたいい! 追加で20000サマー!」


「う、うん……? とりあえず、私、水着に着替えてくるね!」


鞄を持って歩き出すと、サマー仮面が慌てたように私の肩を掴んだ。


「ちょちょ、ちょっと待つんだ、ハニー!」


「どうしたの?」


「いいか? サマーにおいて、水着は最も重要なアイテム! 慎重に選ばなくては低いサマーしか貰えないぞ!」


「さっきから、そのちょいちょいサマー貰えるシステムがいまいちよく分からないんだけど……」


「いいからっ! 今回は特別にサマーの高い水着をハニーのために用意してきた!」


サマー仮面が水着を差し出した。


「何これ?」


「『かなりキワドイ水着』だ! これを着ればサマー間違いなし!」


「イヤ」


「ええっ!?」


「そんなの着れるわけないでしょ。自分で水着は持ってきてるから」


「そんな……マイナス5000000サマー……」
サマー仮面ががっくりと肩を落とす。


「とにかく着替えてくるね」


落ち込むサマー仮面を置いて、私は海の家に行き、着替えを済ませた。今日持ってきた水着はピンクの小花柄のビキニセット。上は胸元に赤いリボンが付いたホルターネック。下は紐で結ぶタイプのデザインだ。


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