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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第37章 愛はなくとも君がほしい【カラ松】


「愛菜……」

「ん?」

「ほ、本当にオレとセックスしてくれるのか……?」

「うん」

微笑む愛菜が天使に見える。

不安なのは間違いない。でもこの状況で彼女を抱かずに我慢するなんて絶対に無理だ。

オレは覚悟を決めると立ち上がった。クールな顔写真付きのタンクトップを脱ぎ捨てる。

別に性欲に負けたわけじゃない。いや、負けたかもしれないがオレには愛がある。決して愛菜の身体目当てじゃない。愛菜がどう思っているのかはわからないが……。

「愛菜、こ、こっちへ……」
ベッドに上がり、手招きする。喉がカラカラだ。

愛菜は素直にベッドに乗り、オレの隣に座った。

「っ……」

これからすることを思い浮かべて、期待に胸が高鳴る。緊張もあるが、覚悟をした今は嬉しさのほうが勝った。

「カラ松? それで? どうしたらいいかな?」
愛菜が小首を傾げる。

「なっ、なぜオレに訊く!? オレは何もわからないぞ!?」

「だって今日はカラ松の希望を叶えるためにするんだし」

「じゃあ……と……とりあえず……触ってもいいか……?」

「うん、いいよ」

おい、愛菜は好きでもない男に平気で身体を触らせるのか……? 胸の奥がチリリと痛む。相手はオレなんだが少し複雑だ。

そっと手を伸ばすと、オレは愛菜の胸の突起に触れた。

「んっ!!」 

愛菜がビクッと震える。

「あ、すまない……」
驚いて手を引っ込めるオレ。

「もうっ、カラ松ってばいきなりそこ触るの?」

「だめだったか?」

「いいけど……」
恥ずかしそうに口を尖らせる愛菜。

いいならば遠慮なく。

オレは再び突起を触った。さっきよりも固くなっている。今度は指の腹でくりくりと刺激してみる。

「やんっ……ぁ……カラ松っ……」

愛菜が甘い声を出して、身体を引いた。指が離れる。


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