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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第36章 おねえさんがしてあげる【十四松】


美人のおねえさんに部屋に入れてもらえて、えっちなことを考えるなというほうが無理だ。

「十四松くん?」

「ふぁいっ!」

ぼくは飛び上がった。

「どうしたの? 大丈夫? もしかして体調悪い? かなり濡れていたものね」

愛菜さんが心配そうにぼくの額に手を当てた。ぐっと近づき、キャミの中が見える。

「っ!!」

ブラをつけていない……!?

形の良い丸いおっぱい、蕾までバッチリ目に入ってしまった。

「熱はないみたいね……。ん? 何見てるの?」

ぼくの視線を辿り、愛菜さんはハッと胸元を押さえた。

ヤバイ! 怒られる!

「わー! ご、ごめんなさいっ!」

愛菜さんから離れて後ずさる。

見てない! 見てない! 見てないよー! おっぱいなんて! 乳首なんて! 絶対に見てない! すっごくきれいなピンクの乳首なんて全ッ然見えなかった!

「十四松くん」

「あ、あい!」

「見たでしょ?」

「ひっ!」

愛菜さんはニヤリと笑って立ち上がった。

「どうなの? 見たの? 見てないの? ちゃんと答えないとどうなっても知らないよ?」

「み……見ました……」

思わず本当のこと言っちゃった。愛菜さん、迫力あって怖いんだもん。

「へぇー、知らなかったなー。十四松くんも女の人の胸に興味あったりするんだぁ?」

むしろ興味しかないっス……。

「ほ、本当にごめんなさい……わざとじゃないです……」

愛菜さんはクスクス笑いながら近づいてくると、ぼくの前にしゃがんだ。

「いいよ。別に。見えちゃったからしかたないよ。でもね、これは何かな?」

愛菜さんがニコニコとぼくの下半身を指差す。その先にはこんもりとテントを張ったバスタオル。

「わあっ!」

まずい! 隠していたつもりが、いつの間にか手が離れてしまっていた。

愛菜さんはぼくの頬に手を伸ばし、ゆっくりと撫でた。

「かわいいなぁ、十四松くんは。私の胸を見てそんなになっちゃったの?」

「あ、あい……」

心臓がバクバク鳴っている。頬を往復する愛菜さんの指が艶かしい。


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