• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第1章 彼はお医者さん【一松/医者松】


《一松side》


わ、わざとじゃない。聴診器を動かした時にたまたま手が当たってしまった。


「あっ」と、小さく可愛い声。


やべっ。


おれは固まってしまった。たった一瞬だったのに、手の甲に強く残る感触。愛菜を見ると慌てて口を押さえている。


や、やばい。セクハラ医者だと思われたかも……。終わった……。ち、違うんだ、わざとじゃない。大体、おれ、セクハラとかできるほど器用な人間じゃないし。まさか訴えられたりしないよな……?



それにしても……可愛い……。


熱があるせいか赤い顔で目を潤ませて、おっぱい丸出しでおれを見つめる愛菜。


はあ……えっろ……。


高校の時、あんなに見たかった姿が今頃見られるなんて……遅ぇんだよ、くっそ!


まさか白衣の下でおっ勃ててるなんて、愛菜は思いもしないだろうな……。


フヒヒ、こんなクズでゴミな医者でサーセン。愛菜もこんなキモイ男に診られるなんて嫌ですよね。


おれは自分の下心を隠すように咳払いをした。


「胸の音はキレイだから大丈夫……。でも、喉が腫れていて咳も少し出るみたいだから、抗生物質と気管支のお薬を出しますね……。喉が辛いならトローチも出すけど……どうする?」


「はい、お願いします……」
彼女がか細く答える。


くっそ、可愛いすぎだろ。


昼の休憩に入ったら、トイレで抜こう……。




/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp