第31章 きれいきれいしましょう【カラ松】
「も、もう終わったんでしょ? 早く縄を解いて!」
懇願すると、カラ松くんは呆れたようにため息をついた。
「本当にいいのか? まだ片側しか剃れていないが?」
「えっ!」
「まあ、ハニーがやめてほしいと言うならこのままでいいがな。片方だけ生やしておくことになるが、オレは構わないぞ。どうする?」
「〜〜〜〜!」
どうするって言われても。中途半端に途中でやめられても困ってしまう。
カラ松くんはカミソリをタイルに置いた。
「まあ、ここで終わりにするか。シャワーで流すぞ」
そんな! 冗談じゃない!
私は慌てて首を振った。
「ちょ、ちょっと待って! やめないで!」
「ん? やめてほしいんだろう?」
意地悪く笑うカラ松くん。たぶん、全部わかってやってるんだ。サイテー。
「その……ちゃんと最後までしてほしいんだけど……」
「最後まで? 何を?」
「…………」
まさか私に言わせる気?
カラ松くんは冷たい瞳で私を見下ろした。
「ちゃんと言わなくちゃ伝わらないぞ、ハニー。最後までどうしてほしいんだ? 言わないなら、ここで手入れはジ・エンドだ」
だめだ。途中で放置されるなんて絶対に困る。
私は観念してうなだれた。
「最後まで……剃ってほしい……です……」
「何を?」
「下の……毛を……」
カラ松くんがゴクンと喉を鳴らす。鼻息を荒くしながら私の足を掴んだ。
「フーンッ、ハニーはしょうがない子だな。オレに剃ってほしいと頼むなんて。いつのまにこんなイヤらしいガールになったんだ? 興奮するじゃないか……」
カラ松くんは血走った目で私の秘部を覗き込み、再び秘肉を指で引っ張る。ぐちゅっと愛液が垂れた。
「お望みどおり、残りも剃ってやろう」
またショリショリと音が響く。
「う……っ……んっ……」
冷たいカミソリの刃先が私の大切な場所を撫でる。押さえる指を器用に動かし、引っ張り具合を微妙に変えるカラ松くん。そのたびに身体は敏感に反応してしまった。