第30章 熱帯夜【逆ハー】
「できるぞ、ハニー。イキたいだろう? ん〜?」
深く腰を突き挿れ、奥の膣壁をグリグリと擦られた。
「ひやぁああっ! それだめぇええ!」
「だめじゃないぞ。早く見せろよ……」
低音で囁かれ、最奥をえぐられる。
「あ! いやぁあああっ、あっ、あっ、アァあああああーーーーっ!」
カラ松さんに見つめられながら絶頂に達した。ギラギラと血走った目が私のはしたない姿を瞬きもせずに捉える。
「可愛いぞ……もう出すからな」
カラ松さんが私を抱きしめ、腰を打ち付けた。まだ余韻の残る蜜壺にドクドクと射精される。私も彼にしがみついて甘い痺れを味わった。
身体が……痺れて……。
「よっしゃ〜! 二周目いくぞ〜! 愛菜ちゃ〜ん、次はどの体位にする? うしろから? 立ちながら? 横から? 俺の下になる?」
おそ松さんが楽しそうに私を覗き込む。
「え……まだするんですか……?」
「そりゃそうだよぉ! 今度は上のおくちも使っちゃう?」
おそ松さんの言葉にみんなが一斉に私に群がる。
テントの中はますます熱気に包まれ、花の香りが濃密に漂った。
チョロ松さんに抱きつかれて身体を回される。四つん這いにさせられ、私は熱い息を吐いた。
「愛菜ちゃん、挿れるよ……」
もう誰の声かわからない。私の中にズブリと侵入してくる熱い柱。ランタンの炎が妖しく揺れた。森の奥で鳥が一声甲高く鳴く。波の音がテントを包む。