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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第30章 熱帯夜【逆ハー】


「んっ……ン!」

彼の舌がぎこちなく入ってくる。キスに慣れていないのがわかった。懸命に唇を吸ってくるところにちょっとキュンとしてしまう。

「ぷはっ……はっ……おそ松さんっ……いきなり……」

「今度はぼくの番ーー!!」

おそ松さんが離れた瞬間、十四松さんにキスされる。

「ん〜〜〜〜!?!?」

唇をちゅううっと強く吸われ、私は足をバタバタさせて抵抗した。

強い! 強すぎ! タコじゃないんだから!

十四松さんは気にせず、さらに私の唇を吸う。

「ん〜〜! ん〜〜! んんんん〜〜!!」

下半身がまた熱くなってくる。

やっと十四松さんの唇が離れ、ホッとしたのも束の間、すぐにまたおそ松さんの番。

「はぁっ、キスってすげぇエロい……」

うっとりしながら口の中を掻きまわされ、

「おそ松兄さん、早く代わって! 愛菜ちゃん、ちゅーしよ!」

離れたとたんに十四松さんに思いきりバキュームされる。

「はぁっ、はぁっ、ちょ、ちょっと待って……」

「はい。また俺の番」

容赦なく唇が重ねられ、またおそ松さんと求めあう。

「んっ……ンンッ……ぅ……ん……、ンぅ……」

いつの間にか積極的に応えている私。

おそ松さんは私の歯の裏を舐めながら、腰を動かし続けている。手の中のそれは熱く大きく膨張していた。

「兄さん、長いっす! ぼくも!!」

頬を掴まれ、強制的に十四松さんのほうを向かされる。すぐにまた唇がおりてくる。

何これ……花の香りを嗅いだわけでもないのに……はぁ、気持ちいい……。

十四松さんの舌が縦横無尽に口の中を這いまわった。狭いテントの中で急上昇する温度。遠くから聞こえる波の音が三人の欲情を静かに煽る。


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