• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第30章 熱帯夜【逆ハー】


「あのっ……」

おそ松さんがさらに身体を押しつけてくる。

「そのまま、十四松のほう向いてりゃいいよ。左手だけ貸して」

私の手を取って自分のものへと重ねる。すでにカチカチに硬くなっていた。

「愛菜ちゃん、もうちょっといいっすか?」
十四松さんの指が水着のカップのまわりを這う。

「っ……」

身体の芯が熱くなってきた。夕方の情事の興奮が蘇ってくる。

これは……本当にまずくない……?

「十四松、おっぱい見たいんだろ? 兄ちゃんが外してやるよ」

え!?

だめという間もなく、おそ松さんが背中のホックを口で器用に外す。

「ま、待って!」

水着が緩み、胸が飛び出した。

「おっぱーい!!」
十四松さんが大声をあげて飛びつく。

「ぁんっ……!」

待って、って言ったのに! 十四松さん、力が強いし! 

その隙におそ松さんは片手で器用に自分の海水パンツをおろした。ちゃっかり私の手に直に握らせる。

「きゃ!?」

ゴツゴツしていてすごく熱い。手のひらが濡れたのがわかった。

「あ、ごめーん。手についちゃった? 興奮しすぎて我慢汁出ちゃってさぁ」
言いながら私の手を掴み、無理やり擦らせる。手についた液がのび、滑りがいい。すぐにおそ松さんの口から苦しそうな呻きが漏れた。

どうしてこんなことに……。

気持ちがまだ完全にはついていけない。でも、ふたりは止まりそうもない。

「愛菜ちゃん、すっごく気持ちいいっす! あと、ここも可愛い!」
目の前の十四松さんが『ここ』を指で弾いた。

「ひゃっ!?」
思わず声が出ると、嬉しそうに連続でピンッピンッと弾きだす。

「ねーねー、愛菜ちゃん、キスしてもいい?」
十四松さんがにっこりと笑った。

「おい、待てよ十四松! キスは俺が先!」

「えー!? 兄さんはさわってもらってるよねぇ? ぼくだってタッティしてるのに!」

「うるせぇ! 愛菜ちゃん、俺としよ? な?」

ええっ!? キスまで!?

こんなことしてたらだめだよ。カラ松さんも一松さんもすぐ横にいるし、いつトド松さんたちが帰ってくるかわからないのに。

おそ松さんが上半身を起こし、私の唇を奪った。


/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp