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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第30章 熱帯夜【逆ハー】


「…………」
急に押し黙る一松さん。

「あれ? 一松兄さん?」

「一松さん?」

「どうした、一松?」

三人の声は聞こえなかったのか、返事はない。

一松さんは花をゆっくりと拾った。

「一松兄さん? もしかして怒った?」

トド松さんの問いにも答えず、一松さんは私の肩に手を置いた。

「ねぇ、おれにもヤラせてよ……。どうせならトド松と一緒に犯してやるか……」

「っ!? 一松さん?」

強い力で引き寄せられて、いきなり唇を奪われる。ムードも何もない。激しく吸われた。

「ん〜〜!? ん〜〜〜〜!!!!」

唇を離した彼は不気味に笑っている。さっきの優しい表情はどこに行ったんだろう?

「あんた、トド松と対面座位しようとしてたでしょ? それだとおれが楽しめないからさ……。とりあえず四つん這いになってトド松のを咥えろよ……。下の穴はおれが犯してやる……」

さっき心配そうにしてたくせに、いきなり言うことが鬼畜!

「一松、おまえも花の香りを嗅いだのか? 大丈夫か?」
カラ松さんが優しく声をかける。

一松さんは煩そうに振り返った。
「ぁあ? うるせーよ、クソ松。これでも嗅いで黙ってろ!!」

手に持っていた花を今度はカラ松さんに乱暴に投げつける。 

「うわっ!?」

とっさにキャッチしたとたん、カラ松さんの瞳がまたトロンとなった。キリがない。

一松さんは馬鹿にしたように笑うと、私を地面に押しつける。

「ほら早くしろよ。豚の分際で抵抗するなよ?」

一松さん、振り幅がすごいんですけど!? 

私は仕方なく四つん這いになると、トド松さんの股間に顔を近づけた。


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