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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第30章 熱帯夜【逆ハー】


「くそっ……! もう知らないからね! ボクだって男なんだ!」

「きゃ!?」

トド松さんの両手が私のお尻をむんずと掴んだ。

「全裸で男の上に乗るなんて、犯されても文句言えないからね!?」

激しく揉みしだくと、トド松さんは寝転がったまま、ラッシュガードを脱ぎはじめる。

「トド松さん……早くぅ……」 

待ちきれない。彼の上ですりすりと腰を押しつけると、トド松さんは急いで下の水着も脱いだ。

「ぬ、脱いだよ!」

「じゃあ、ぎゅっとしましょ?」

「うん! する! するよ!」

私はトド松さんに覆いかぶさった。首に手を回し、強くしがみつく。何も身に着けていないと肌と肌が密着し、彼の鼓動がダイレクトに伝わってきた。

「トド松さんってお肌すべすべですね……」

「えへへ、そう? 毎晩、全身にボディクリーム塗ってるからね」
得意げに微笑むトド松さん。

「こうしてるだけで気持ちいいです……」

「うん、ボクも。勃ってきちゃった……」

トド松さんの腕が背中に回され、抱きあったまま私たちは転がった。

「トド松さん……」

「愛菜ちゃん……好き……」

「私も……」

キスをして、足を絡めて、転がって、またキスをして……。草がチクチクと背中を刺激する。それさえも快感のスパイスになって興奮を煽った。

恋人同士みたい。今すごく幸せ……。

「ねぇ、愛菜ちゃん。ボクもっと愛菜ちゃんと仲良くなりたいなぁ。ひとつになりたいっていうか……ボクとじゃだめかな?」

甘えた口調で私のおへそをくるくると弄るトド松さん。

「うん……私もひとつになりたい」

トド松さんの頬に軽くキスをする。彼は私から離れると、脱ぎ捨てた水着を弄り避妊具の箱を出した。

「実はね、もしかしてこんなこともあるかなーと思って、ボクたち買い出しのときにゴムも買ってきたんだよ。薬局に行ったって聞いたでしょ? ふふっ、まさか本当にコレを使えるなんて! ね? いいよね?」

ウインクをすると、トド松さんは避妊具をひとつ取りだした。


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