第30章 熱帯夜【逆ハー】
「ひゃあぅんっ!」
ベチョベチョと舐められ、舌が乳輪をなぞる。頂上の蕾までクリクリと責められ、喘ぐしかできない。
「あっ……! やぁんっ……! ンッ、ぁ……あぁっ!」
痺れるような快感が走り、身体が自然とこわばる。カラ松さんは膨らみをむしゃぶり続けた。
「おいしいぞ、愛菜ちゃんっ。もっと食べたいんだっ! 下もいいか?」
いちいちお伺いをたててくるくせに、私の答えなんか聞く気がないんでしょ?
「だ、だめ……」
「ありがとう、愛菜ちゃん! 遠慮なくいただこう!」
ムチャクチャだ。
でもここは無人島。ましてや森の中で二人きり。どんなに無茶苦茶な要求でも通ってしまう。
カラ松さんの手がビキニのボトムにかかった。
「本当にだめ……! やめてっ!」
するりと水着の中に彼の指が入り、迷いなく秘部にまで辿りつく。
カラ松さんの指がクチュクチュと愛撫をはじめた。
「フッ……濡れてるじゃないかっ」
嬉しそうに目を輝かせる彼。
たしかに私のそこは愛液を垂らして彼の指を歓迎していた。
「ンッ、ぁ……だめ……んんっ……ぅ……」
「こんなに濡れているなら、すぐにでも入るな?」
え? 入る……? 何が? 何を言っているの?
カラ松さんは私の身体をとつぜん押し倒した。地面に背中を打ち、思わず呻く。
彼はかまわず私のビキニを足から抜き取った。
「カラ松さん、もうやめてっ……」
「ああ、今すぐ挿れてやろう。もう準備はできている。ほら、握ってくれ。硬いだろう?」
カラ松さんは海水パンツを脱ぎ捨て、私にむりやり自身を握らせた。
熱い。そして、太く硬い。
カラ松さん、興奮してるんだ……。
子宮の奥がどろりとかき混ぜられるような感覚。彼の太い肉棒が私の奥を突くのを想像して、身体が火照ってくる。
私、ここで本当にカラ松さんとしちゃうの?
「愛菜ちゃん、自分で足を開いて見せてくれ……」
カラ松さんの妖艶な声に頭がクラクラしてくる。