• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第30章 熱帯夜【逆ハー】


「わぁ! すごい! 食べ物ですか?」

「うん、バーベキューの材料とお酒! ほかの店にも寄ってきたけどね。あとは、一松兄さんがアウトドアセットを借りてきてくれるから!」

トド松さんが話している間に、荷物を抱えた一松さんがのろのろと歩いてきた。

「わぁ、あっという間に準備できましたね!」

「だろ? こういうときの俺らの団結力はすげーから!」

おそ松さんが鼻の下を擦ると、みんなが不機嫌そうに顔を歪める。

『おまえは何もやってないだろ』と言いたいんだろうな。私も手伝えばよかった。


「よしっ、んじゃ、さっさと行こうぜ!」
おそ松さんがボートを波打ち際に置く。みんなの視線はまったく気になっていないみたい。

無人島かぁ。思いつきで言っちゃったけど、全部用意してくれたし楽しそう。ちょっとワクワクするかも。

「ハニー、行けそうか?」
カラ松さんに尋ねられ、こくんと頷く。

「さっそく出発〜!」

私たちは荷物を詰めるとボートに乗りこんだ。









/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp