第29章 キミとおうちで〇〇〇デート【おそ松/デート松】
花火デートの日、キスをして胸揉んで、あそこに指を挿れて……そこでおあずけ。
あの日以来、愛菜が気持ち良さそうに浴衣姿で喘ぐ姿を思い出しては、シコマツをしてきた。
そりゃ、好きな女の子のあんな姿見て、触っちまったら、我慢なんてできるはずがない。
おまけになかなか会えなかったから、余計想いは募る一方で。
もう愛菜を抱きたくて抱きたくて抱きたくて、ほんっっと気が狂いそう。
だから次は絶対にキメる。愛菜を抱く。
愛菜だって、あんなことがあったんだから、当然分かっているはずだ。
一人暮らしの家に入れてくれるってことは、もちろん俺に抱かれたいんだろ?
もしかして、夜な夜な「おそ松くぅん、愛菜のえっちな〇〇〇におそ松くんの大きい〇〇〇を挿れてっ!」なんて言いながら、一人でしちゃったりしてるかも?
あ、やべ、想像したら、勃ってきた。
まあ、とにかく、そんなわけで念願のおうちデートを迎えて、愛菜の家に来たってわけ。
「おそ松くん、麦茶どうぞっ。ジュースもあるけどいる?」
冷房の効いた部屋で愛菜がテーブルにグラスを置く。
「あんがと! ジュースはいらねーや」
部屋の真ん中に置かれた小さなテーブルの前に腰を下ろすと、俺は周りを見回した。
「おそ松くん! 恥ずかしいからあんまりキョロキョロしないで」
「恥ずかしいって、もしかしてエロ本隠してんの? 最近は女性向けの漫画もエッロいんだろ?」
「隠してませんっ! おそ松くんじゃないんだから! もうっ!」
笑いながら、叩いてくる愛菜。
へへへ、安定の可愛さ。さすが俺の自慢の彼女。