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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第6章 ドント・ストップ・ミー【おそ松】


「あーうん、大丈夫、大丈夫。ちょっと足攣っちゃって」

「え、なんで……?」
愛菜が、怪訝な顔をする。
 

「あー、いや、本当にここらへんの地域って、磁場の関係なのか足攣りやすいよねー」


「え? 何それ? 聞いたことないけど……」

俺の適当な嘘に愛菜は不思議そうな顔をするものの、それ以上は特に何も言わずに、テーブルにお盆を置いた。


「はい。オレンジジュースでよかったかな?」

「うん、あんがとっ」


俺はテーブルの前にあぐらをかいた。愛菜もちょこんと向かいに座る。


「…………」


「…………」


やべぇ、もう会話終了しちまった……。何を話していいのか分かんねぇ。外だったら何なりと会話が続くのに。


愛菜も困ったように俯いている。


にしても、キレイな顔してるよな……。


俺は気付かれないように愛菜を盗み見る。


あー、もうすでに触りてぇ。でも、この気まずい雰囲気から、ムード作るのとか面倒くさいな。もう、襲っちまうか……。


悶々と考え込んでると、


「おそ松くん、おそ松くんってば!」


気付くと、愛菜がこっちを見ていた。


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