第26章 大人の社会科見学【一松】
「はい……これで生地は出来上がりです……。暖かいところで寝かせて発酵させましょう……」
マッサージャーが離れ、ホッとする。よかった、これで終わり……。
私は一松さんを睨んだ。
「生地ができたなら、もういいでしょ? 離してっ!」
「は? 生地作っただけじゃ、パンじゃないだろ……? ちなみに発酵の完了はフィンガーテストで確かめるから……」
「フィンガーテスト?」
突然、一松さんは人差し指で胸の蕾を強く押し込んだ。
「きゃっ!?」
「人差し指を生地に差してみましょう……これをフィンガーテストと言います……。指を抜いた時にすぐ元に戻る場合は発酵不足です……」
言いながら、また蕾を強く押す。指が膨らみに沈み込んだ。
「あんっ! やっ……」
散々、マッサージャーで遊ばれて敏感になった蕾。下腹部がじんわりと熱くなる。
「ヒヒッ、あんたの乳、本当に柔らかい……」
何度も何度も押して、感触を確かめる一松さん。
「んっ……ぁ……そこばっかり……」
「なに……? 他もやって欲しいってこと……?」
「そうじゃなくてっ……!」
一松さんは勃った蕾を摘むとクリクリと弄りながら、私の耳に顔を近づけた。
「ねぇ、そんなこと言って、本当はして欲しいんだろ……?」
低めの響く声で囁かれ、鼓動が跳ね上がる。
一瞬でもドキッとしてしまった自分が憎い。
「して欲しくなんか……」
「嘘つけよ……」
一松さんの手がショーツの上から秘部に触れた。
「っ!」
優しく指で擦られる。
「濡れてる……あんた、社会科見学で股濡らすって、欲求不満なの……? 気持ち悪……。先生のくせに真面目にお勉強する気ないでしょ……? 保護者もこんな淫乱女に子供を預けなきゃいけないなんて可哀想に……」