第25章 おめでと♡サマー仮面【カラ松】
「フッ、よくほぐしておかないとな。どうだ? イケそうか?」
サマー仮面がぐりっと強く指を回した。
「ふぁああんっ!!」
身体が勝手に跳ねる。
「この調子ならすぐイッてしまうんじゃないか?」
「っ……!」
さらに激しく指を出し入れされる。彼の肩に掴まりながら、必死に耐える私。
「なかなかしぶといな、ハニー。なぜ、イクのを我慢する?」
「だ、だって……」
「ここにはオレたちしかいない。恥ずかしいことなんて何もないんだ。夏の海に己を思い切り解放すればいい。きっと気持ちいいぞ……」
気持ちいい? 気持ちいいの? そんなに? 確かに私たちだけしかいないなら……。
サマー仮面が私の中を豪快に掻き回し始めた。
「あっ……ああっ! あああっ! やぁあんっ!」
途端に何も考えられなくなる。
「ハニー! イッてくれ!」
水音とともに飛び散る愛液。さらに加速するサマー仮面の手の動き。
「あっ! だめっ! イッちゃう! あんっ! あ! ああああっ! あああああああああーー!!」
サマー仮面に掴まりながら天を仰ぐ。太陽の光を浴びながら、私は絶頂に達した。
「フッ、イッてる愛菜ちゃん、10万サマー!」
サマー仮面の声を聞きながら目を閉じる。気だるい余韻。寄せては返す一定のリズムを刻む波の音。
なんだか眠たくなってきた……。
…………ん?
私はハッと目を開けた。