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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第25章 おめでと♡サマー仮面【カラ松】


《カラ松side》


静かな波の音。突き抜けるような青空。どこまでも広がるエメラルドグリーンの海。そして、照りつける太陽。


砂浜には小さな白いテーブルとビーチチェア。テーブルにはよく冷えたジュースの入ったグラスが置かれ、傍らにある小型ラジオからは南国ムード漂う音楽が流れている。


「ハニー! ハニー!」
倒れていた愛菜ちゃんを抱き起こす。


「ん……」
ハニーは目を開けたが、太陽が眩しかったようで、すぐに目を細めながら手をかざした。


「ハニー、大丈夫か?」


「あれっ……私……一体……え……?」 
愛菜ちゃんは、起き上がって周りを見回す。吹いてきた爽やかな海風が彼女の綺麗な髪を揺らした。


「大丈夫か? これで邪魔者はいなくなったぞ」


「ちょっとカラ松くん、ここ、どこ!?」
状況を把握できないハニー。


「ここは小さな無人島だ。どうだ? サマーだろ?」


「ええっ!? 意味が分かんない! どうやってここに!? ……って、きゃあ! 何これ!?」
ハニーは慌てて胸元を隠す。


「フッ、際どい水着、900万サマー!」


「際どいどころかほとんど紐なんだけど!? なんで私がこんなの着てるの!?」


「サマーフラッシュのなせる技、とでも言おうか……」


そう、オレたちは太平洋に浮かぶ小さな無人島の砂浜にいた。まさしくサマー! しかも、目の前にはマイクロビキニの愛菜ちゃん。胸の乳輪部分と股間の中央のみ布で覆われ、あとは、ほぼ紐だ。見ているだけで股間がムズムズしてくる。


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