• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第25章 おめでと♡サマー仮面【カラ松】


「あれ? カラ松は食べないの? 唐揚げあるよ?」
チョロ松が不思議そうに話しかけてくる。


気付いた愛菜ちゃんがオレの隣にやって来て座った。
「どうしたの? 誕生日なんだからどんどん食べて! それとも体調悪いの?」


「いや……」
静かに返す。


「もしかして、予定を伝えるの忘れてたから怒ってる? ごめんね」
申し訳なさそうに謝るハニー。


そんなことはどうでもいい。気になっているのは別のことだ。


オレは愛菜ちゃんを見つめた。
「なあ、愛菜ちゃん、オレに言いたいことはないか?」


「言いたいこと……?」
きょとんとするハニー。


その時、ビールを持ったおそ松がオレたちの間になだれ込んできた。


「はーい、そこまでー! 愛菜ちゃん独り占め反対ー! カラ松は普段愛菜ちゃんと一緒にいるんだから、今日はみんなの愛菜ちゃんなの!」


マイプリンセスの手を取り、連れて行こうとする。


くっ、これじゃ、ゆっくり話もできない。どうしてもハニーに聞きたいことがあるのに……。


「待つんだ、おそ松!」
オレは愛菜ちゃんの腕を掴む。


「あ?」


「おそ松……お前にはサマーが足りていないようだ……」


「はぁ?」
おそ松が呆れたような声を出す。


/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp