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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第24章 悪魔は甘いキスがきらい【おそ松、トド松】


「へぇ〜、可愛い部屋だねっ」


「そ、そうかな? ありがと……」


私は答えながら、部屋をこっそり見回した。ついさっきまでデビおそと淫らなことをしていたのが、バレないといいけど……。


服を着て、むくれた顔でベッドに腰掛けているデビおそと目が合う。途中で中断したから、かなりご立腹のようだ。


「ふふっ、なんか二人きりって緊張しちゃうな〜」
トッティは座りながら照れくさそうに笑った。


「ケッ、本当は二人きりじゃねぇけどな」
デビおそが不機嫌そうに呟く。 


(もう、黙ってて!)

 
トッティに見えないように口だけ動かして伝えると、悪魔は「あーはいはい」と投げやりに返事をした。


「トッティ、ちょっとここで待っててね? お茶いれてくるから」


「あ、あの! 愛菜ちゃん!」
トッティが私の腕を掴んだ。


「ひゃっ!?」 


瞬間、電気が身体を駆け抜ける。私は腰を抜かして、すとんと尻もちをついてしまった。


「えっ……? どうしたの? 大丈夫?」
驚いて手を引っ込めるトッティ。


そうだった。デビおそに感度を上げられたままだった。もう、ちゃんと戻しておいてよ、バカ。


「な、何でもないよ! びっくりしちゃって。ごめんね!」


「何でもないどころか感じてるぜ、この女」
あ〜もう! 悪魔がいちいちうるさい。デビおそを軽く睨む。


トッティはそんな私をじっと見つめた。
「ねぇ、愛菜ちゃん、もう一度触ってもいい……?」


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