第24章 悪魔は甘いキスがきらい【おそ松、トド松】
睨むと、悪魔は目を泳がせた。
「いや、えっと、その……それは……なぁ……ハハハ。でも、これからは愛菜だけだから。な? 過去のことは目を瞑れ!」
やっぱり、この男、どうしようもないエロ悪魔だ……。
「罰として、これから毎日甘いキスをしてもらうから」
「はぁ!? おい、勘弁してくれよ! って、んん!」
私は悪魔に抱きついた。勢いで二人は倒れ込む。夢中で唇を滑らせ、悪魔の嫌いなキスを味わう。
ねぇ、デビおそ、私が死んだら魂を持っていってもいいよ? だから、それまではずっと一緒にいてね。ただ、私きっと長生きするから。覚悟して。
悪魔とのキスは、とろけるように甘い。私たちは夢中になって唇を求め合った。
―END―
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