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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第5章 それでも君が好き【チョロ松】


「でも、朝は時間なくて遅刻しそうなんだもん。片付けるの嫌だったらそのままでいいよ〜? 隅に避けておいてくれれば、帰ってきたら、自分で洗濯機回すし」


「それはだめ!」


「なんで?」
きょとんとする愛菜。


「洗濯ってものはちゃんと朝回して、日中外で干すものなの!」


「別にいいじゃん。夜でも」


「だめだよ!」


「でも、朝回すって言っても、チョロちゃんだって、お昼まで寝てることよくあるんでしょ?」


「う! そ、それはそれ! これはこれ!」


「え〜〜」
愛菜が頬を膨らませる。


「あと、化粧したらちゃんと片付けてくれるかな? テーブルの上に化粧水やパウダーの粉が落ちてたりするし」


「できたらやるけど……朝は本当に余裕なくて」 


僕は、こめかみを押さえた。あ〜もう、イライラする。


「だったら、その分早く起きればいいだろ?」


「ギリギリまで寝てたいよ。仕事疲れるし。帰ってきたら片付けるから」


またそれかよ!


「なんだよ! 疲れる疲れるって!」
僕は思いっ切り叫んだ。


愛菜がビクッとして手を止める。


「僕だってハロワ行ったりして疲れてるんだよ!」


「…………」


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