• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第5章 それでも君が好き【チョロ松】


***

「チョロちゃん、ただいま〜」


「おかえり、お疲れ様」


玄関に出迎えに出ると、よろけながらヒールを脱ぐ愛菜。


「はぁ〜疲れた〜」


「お風呂沸いてるよ? 入る?」


「うんっ!」
満面の笑みで嬉しそうに僕を見る。


あ〜可愛い。全くどうしようもないやつだけど、この笑顔があるから離れられないんだよね。


お風呂から上がると、2人で食事。
今夜は僕が作ったカレーライスとサラダだ。


「ん〜おいしい〜! もう夕方頃からおなかすいてすいて。全然仕事に集中できなかったんだよね〜。あー幸せ!」
カレーライスを頬張りながら、機嫌よく話す愛菜。


僕は咳払いをすると、スプーンを置いた。
「あのさ、朝の話なんだけど」


「朝の話?」


「うん、ゴミ箱のこと」


「ゴミ箱?」
 

「前にも言ったよね? お菓子の袋は匂いがするからリビングには捨てないでって」

「あーうん、ごめんごめん」
愛菜は、ニコニコと返してきた。


いや、真面目に話してんのに、なんで笑ってるんだよ……。


僕は続ける。
「それから、出掛ける時、パジャマを脱ぎ捨てていくのやめてくれるかな?」


/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp