第22章 大統領には押させない!【トド松】
「ねぇ、ここで挿れちゃってもいい?」
顔を上げ、ニヤッと頬を緩ませるトド松補佐官。
「だ……だめ……」
必死に理性を連れ戻す。思い出せ、ここは大統領執務室。夜とは言え、誰が来るか分からない。
「えー、じゃあ、当てるだけは?」
「っ……だめ……」
当てられたりなんかしたら、そこで終われるわけがない。だって、本当は切ないぐらいに彼のものを求めているから。私の雌穴をその太いもので埋めてほしいと思っちゃうんだもん。
「え〜! いいでしょ?」
トド松補佐官はベルトを緩め、いそいそと膨らんだものを取り出す。たぶん、私の返事なんか関係ないんだろう。興奮でガチガチになった欲を秘唇にあてがわれた。
「んっ……」
触れた感触にまた身体が跳ねる。本当はだめ。だめなんだけど、ああ、でも早く挿れてほしい。早く、早く、ねぇ、トッティ。
「ふふっ、当てるだけって言ったのに、なんで愛菜ちゃんからそんなに押し付けてくるの? やっぱり挿れてほしいんでしょ?」
得意そうに笑う顔。
ああ、もう、だめ。だって、トッティ大好きなんだもん。
気付くと、私は自分から腰を振っておねだりをしていた。
「早くぅ、早く挿れて、トッティ♡ ねぇ、焦らさないでよぉ、お願い、挿れてぇ♡」
「愛菜ちゃん、最高にえっち……もう無理……」
喉を鳴らし、彼は一気に突き立てる。柔らかく濡れそぼったぬめりの中へ肉棒が飲み込まれていった。
「あぁっ……入ってくるっ……入ってくるよぉ……!」
私は夢中で叫びながら、彼の背中に手を回す。
「くうっ……愛菜ちゃんの中……ぬるぬる……」
彼も苦しそうに息を吐く。
「トッティ……もっとぉ、もっと奥まできてぇ♡」
甘えた口調で誘いながら、私は顔をふと横に向けた。
デカパン大統領と目が合った。