第21章 恋をすればお砂糖なんて【一松】

「嫌だなんて全然……むしろ、もっと一松さんと仲良くしたいです……」

　
一松さんは、闇の宿った瞳で私を見る。
「ふうん……もっとだなんて、煽るようなこと言うね……じゃあ、激しくしてもいいの……？　おれの趣味を出すけど？」


「はい……」
一松さんのことなら、何でも知りたい。だって、夫婦なんだもん。


彼は溜息をつく。
「あんた、きっと後悔するよ……」


次の瞬間、急にピストンを再開した。


「ひやぁあっ……いきなり……！」
突然、奥を責められ、私は跳ねる。時間が経ってもまったく萎えない一松さんの肉棒。壁を引っ掻くように力強く動く。


「ん……？　おれと仲良くしたいんでしょ？」


「あんっ！　そ、そうですけど……」


卑猥な水音がキッチンの空間を埋めていく。何度も掻き回され、すっかり敏感になった蜜壺は、一松さんが動くたびに悦びに震える。


彼は腰を振りながら、結合部に手を伸ばし、私の女芽を摘んだ。


「んぁっ！」


芽を指で挟まれ、すり潰される。強烈な刺激に私は嬌声を上げた。


「ほら……こんな恥ずかしい格好で旦那様に責められて嬉しいだろ？　ええ？　ギンギンになった旦那様のイチモツでイカせて欲しいんだろ？　なぁ、欲しいって言えよ」
一松さんが楽しそうに声を弾ませる。


え、何これ……。急にどうしたの？　でも、一松さん、なんだかすごくイキイキしている。趣味を出すってこういうこと？


私は一松さんに合わせて答えた。
「ほ、欲しい……」


「欲しい？　ください、だろ？」


「く、ください……」


「ください？　『ワタクシのようなメス豚の火照った体をお冷ましください、一松様』だろ？」


「え……それは……ちょっと……」


私の言葉は耳に届いていないのか、一松さんは欲情しきった顔でヒヒヒと笑い、さらに腰の動きを加速させた。