第20章 アクアリウムに沈む愛【カラ松、おそ松】
これはお仕置きだ、ハニー。
腰を打ち付けながら、さらに蕾をギリギリとつねると、愛菜の身体はビクンビクンと跳ねた。
「くっ……もう……無理……だ……」
オレはそのまま加速する。
ああ、愛菜。愛菜。愛菜。頼む。頼むから行かないでくれ。
「ああっ! あああっ! カラ松くん! きて! きて! ああああんっ!」
「くっ! で……出る……出る……出る……!」
パンパンパンと激しく肌がぶつかる音。一気に駆け上り、快感が弾ける。愛菜の中に己の精を吐き出して、オレは余韻に身をおいた。
充分に堪能した後、気怠さにフラフラしながらも、愛菜の中から引き抜く。
「んっ……」
愛菜が震え、慌てて足を閉じようとした。
「見せろ、愛菜……」
足を掴んで、閉じるのを阻止する。覗き込むと、どろりと白い液体が愛菜の中から出てくるのが見えた。オレはそれを確認すると、ようやく少しホッとした。
愛菜の中にオレを残せた……。
「やだ、恥ずかしいよ……見ないで……」
愛菜はそそくさと足を閉じ、起き上がった。
「中に出したのまずかったか?」
今さらだが、心配になる。
「もう、後から言わないでよ。今日は危ない日じゃないから。でも、次からはちゃんとゴムつけて欲しいな」
「ああ、すまん……。気をつける。風呂入るか?」
「うん」
「湯を入れてくる。待っていてくれ」
オレは立ち上がった。
バスルームに向かいながら、ふと視線を感じ振り返る。愛菜は、ベッドの上で布団にくるまりながら、じっとオレを見ていた。
「どうした?」
声をかけると、愛菜がハッと我に返った。
「ううん。何でもない」