• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第20章 アクアリウムに沈む愛【カラ松、おそ松】


「なぁ、愛菜……」


「ん?」
愛菜が微笑む。


「…………」


おそ松とヤッただろ……?


口の先まで出掛かっている言葉。だめだ、言えない。言ってはいけない。でも、このままここで別れたら、オレはこの先愛菜と付き合ってなんかいけないじゃないか……。


「カラ松くん? どうしたの?」
愛菜が心配そうに見上げてくる。


オレは愛菜を真っ直ぐに見た。


「愛菜……オレとセックスしてくれ……」


「え?」
愛菜が目を見開く。


「オレたち付き合って3ヶ月だ。そろそろ、いいだろう? それともオレとはしたくないか?」


「そんなことはないけど……」
愛菜が困ったように俯いた。


「そんなことはないけど、なんだ?」


「えっと……その……今日は……あんまり……」
愛菜が歯切れ悪く返す。


それはそうだろう。お前はさっき、オレに隠れておそ松とヤッたばかりだもんな? 


愛菜の艶めかしい喘ぎ声を思い出す。いつの間にかオレの股間はまた硬くなり始めていた。


「愛菜、頼む……。今日はどうしてもこのまま帰りたくないんだ。無理なら途中まででもいい……」


オレは何を言っているんだ? なぜこんなことを頼んでいる? さっきおそ松としたばかりの愛菜を抱く気か? 正気になれ、カラ松。


頭で考えることとは裏腹に、オレの股間はますます熱をもつ。


抱きたい。愛菜を。今すぐに。


愛菜は地面を見つめていたが、やがて決心したように顔を上げた。
 

「分かった……いいよ……」


/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp