第19章 アクアリウムに浮かぶ恋【おそ松、カラ松】
俺は興奮で下半身を膨らませながら、ひたすら指を動かす。
もう一匹の小さなクラゲがゆっくりと水槽の底から現れた。
なぁ、そこのチビ。俺も愛菜もマヌケだろ? 必死になって声を漏らして、文明築いた人間様のくせして、結局、エロいことしか考えてねぇ。
クラゲたちはしばらく同じ場所に浮かんでいたが、またゆっくりと水槽の奥へ流されていく。
俺は愛菜の蜜口の上にある小さな突起に触れた。
「あ!」
愛菜の体が痙攣し、俺は夢中になって突起を刺激し続ける。
「あんっ……おそ松くん……! だめ! だめだってば!」
俺は手を止めると、愛菜のスカートから手を抜いた。
「なんで? カラ松ならいいの?」
「何言ってるの? なんでこんなことするの……?」
水槽からの微かな光に照らされて、朧げに浮かび上がる愛菜の顔。白くて小さくて、すごくきれいだ。
そんな顔してると、本当に犯されるぞ。
――俺に。
愛菜の腕を掴む。
「来いよ」
強く引っ張り、カーテンの中から出る。
「ちょっと! おそ松くん! 腕、痛いよ!」
俺は大きな水槽を横切り、展示室の出口に向かう。クラゲたちが漂いながら、俺たちを見送る。
俺もお前らとそんなに変わんねーよ。狭い世界でいっつもゆらゆら漂ってるだけ。別にそれが悪いって言ってるわけじゃない。ただ、似てるなって思っただけだ。気を悪くしたならごめんな。
展示室を出て、強引に館内を歩く。目の前に現れた男子トイレの中をそっと覗き、誰もいないことを確認すると、愛菜を引っ張り込んだ。個室に入り、鍵を閉める。