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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第17章 片道タクシー【カラ松】


男が汗を流しながら笑う。
「本当だ、オレは誰よりもお前を愛している……。安心するんだ。オレたちを邪魔するやつがいても守ってやるからな……」


もう何も考えられない。考えたくない。乱暴に与え続けられる快感に抗うことができない。


怖い。逃げたい。戻りたい。


恐怖でおかしくなりそうなのに、震えるほどに身体は感じ、男を求めている。


「もう……ゆるし……て……」
涙が頬を伝うのが分かる。目の前の男の顔がぼやける。


「フッ、本当にやめていいのか……? すごく気持ち良さそうな顔をしているぞ?」


「……っ」


認めたくない。こんな知らない男に……。


男は力強く突きながら、手足を繋いでいたタオルを解く。私の耳元に口を寄せ、優しく囁いた。


「ほら、解いてやったぞ。ハニーの好きなようにしていいんだぞ?」


「好きな……ように……?」


ようやく自由になった手足を伸ばす。今、力いっぱい相手を押せば……全力で暴れれば、もしかしたら……。


頭ではそんなことを考えていたのに、気付くと私は男の首に腕を回し、引き寄せていた。


途端に男の顔が真っ赤に染まる。


「ハニー……? どうしたんだ、急に……?」


私は男にしがみつくと、自ら腰をぎこちなく動かした。甘い刺激がさらに下半身に広がる。


「くっ……!」


男は一瞬息を呑んだが、すぐにまた激しく律動を刻み始めた。


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