第17章 片道タクシー【カラ松】
男は私の背中に手を回し、ホックを外す。あっという間にブラは取り払われ、膨らみが露わになった。
「ハニー……なんて可愛いんだ……。服の上から見るよりも大きいんだな。Dぐらいか? 最高だ……」
男が私の胸を潰すように掴み、先端の蕾に吸いつく。
「いや……やめて……」
涙が溢れてくる。抵抗したくても、体は強く押さえられているし、何よりまた叩かれるのが怖くて動けない。
「はぁっ……んっ……ハニー、美味しいぞ……」
男はちゅぱちゅぱと卑猥で下品な音を立てながら、蕾を舐め、転がし、吸い続ける。反対側の膨らみにも手が伸び、回すように手のひらで愛撫された。
「んっ……いやぁ……やめて……あ……」
私の出した声に男は楽しそうに顔を上げる。
「女の『いや』は『もっとして』という意味なんだろう?」
「違うっ……!」
間違った知識の元、男は強く蕾を吸い上げた。
「やああああんっ!」
体が勝手に反る。
男は口を離し、胸を両手で揉みながら、満足そうに笑った。
「いやらしいな。そんなに気持ちよかったか? もっとするか?」
「やめて……おねがい……」
「わかった。『もっとして』だな。任せな、ハニー」
違う……違うのに……。
男が胸を交互に吸い上げる。時折、指で強く摘み、擦り上げてはまた吸うの繰り返し。
「あっ……やん……っ……ぅん……あんっ……」
気持ちとは裏腹に蕾への強い刺激に身体が跳ねる。自然と息が上がり、いつしか私は喘いでいた。