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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第16章 俺はキミを覗きたい【おそ松】


「あ……」
愛菜ちゃんが目を丸くする。


「バッ、バカッ! 変なタイミングで出ちゃったじゃねーか! あーもう! もったいねー! せめて口の中がよかったのに〜!」


精液まみれの顔で呆然とこっちを見る愛菜ちゃん。


あれ? これはこれで……エロいな……。


ムクムクと復活する現金な愚息。


愛菜ちゃんは申し訳なさそうに微笑んだ。
「ごめんなさい。なんかキスしたくなっちゃって」


ぐはっ! 何だよそれ〜! 可愛すぎだろ。反則。そんなこと言われたら、もっとしたくなっちゃうんだけど……。


「本当に悪いと思ってるならさぁ、挿れさせて欲しいなあ……なんて……」
さすがに悪い気がして、恐る恐る言ってみる。


「でも……」


「な! お願い! 先っぽだけ! 先っぽだけだから!」


『信用できない言葉ランキング』トップに君臨しているだろうセリフを吐きながら、俺は手を合わせた。だめって分かってても必死になっちゃうんだよなぁ。


愛菜ちゃんは少し考えていたが、やがて「分かりました」と小さく頷いた。


「は? マジで?」


予想外の返事に目を瞬かせると、愛菜ちゃんは俺に抱きつく。


「おそ松さんなら……」


おそ松さんなら? 『なら』の後は? イイってことだよな? な? な? な? 賢者モード2秒で解除されたし、俺やっぱ我慢できねぇや。


そのまま、組み伏せ、抱き締める。愛菜ちゃんは一切抵抗しなかった。


「あー、あったかい……」
自然と漏れた言葉に愛菜ちゃんが同意するように頷く。


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