第16章 俺はキミを覗きたい【おそ松】
「ああぁっ……」
まるで全身を愛菜ちゃんに包まれるみたいな感覚。頭ン中がピンクに染まる。ぞくぞくしながら満たされていく。
愛菜ちゃんはぎこちなくも懸命にジュボジュボと音を立てながら、俺のものを口で愛でた。
あーやべーこんなに気持ちいいの?
もう何も考えられないんだけど……。
押し寄せる巨大な快感の波に成すすべもなく飲み込まれる。
上下する愛菜ちゃんの頭、白い背中、丸い尻。
女の子が俺のを舐めてくれるって、なんかすごくね?
俺は愛菜ちゃんの髪を撫でた。性欲はもちろんだけど、それ以上に込み上げてくるのは、可愛いなとか、好きだとか、もっと知りたいとか、複雑な感情。何だろうな、これ。
無性に舐めてる顔を見たくなってくる。俺はできるだけ体を後ろに倒して、愛菜ちゃんの顔をこっそり盗み見た。
やっぱ可愛いよな……。
「なぁ……下から舐めてくんない?」
愛菜ちゃんが頷き、アイス棒を舐めるように、舌でつうっと舐め上げる。
「っ……!!」
痺れるような快感が俺の体までも舐めるように昇っていった。
愛菜ちゃんの胸に手を伸ばす。お椀のような形の良い膨らみを下から揉み、もう片方の手で背中を愛撫。
「はぁ……愛菜ちゃん……俺……出そう……もっと速く舐めて……」
瞬間、愛菜ちゃんが口を離し、ギンギンにそそり勃った俺の先端にチュッとキスをした。
「ぅあっ! やべっ……イッ……」
急激に射精感に襲われる。我慢できずに、俺は体をビクビクと痙攣させながら、愛菜ちゃんの顔に勢い良く精液を飛ばした。