第12章 超洗剤クリスマス【チョロ松ルート】
「じゃあ、こここ今度は……できれば……『エッチな愛菜は、大好きなチョロ松くんに抱かれて、いっぱいイかされたいです』って言ってほしい……」
「ええっ! それはちょっと……」
「お願い! これで動画も止めるし、もう何も撮らないから!」
「…………」
調子乗りすぎだよ、チョロ松くん! でも……しょうがないんだから……。今夜だけだよ? クリスマスだから、特別だから……。
私はカメラを見上げた。ミニスカサンタの格好で胸は丸見え、下着も履いていない状態。恥ずかしいけど、覚悟を決める。
「エッチな……愛菜は……」
チョロ松くんが唾を飲みこむ。
「大好きなチョロ松くんに抱かれて……いっぱい……イかされたいです……」
「っ! 愛菜ちゃーーんっ!!」
瞬間、チョロ松くんがカメラを止め、私にのしかかってきた。
「あっ、チョロ松くん……!」
「愛菜ちゃん! 愛菜ちゃん! はぁーーん! 僕もう我慢の限界! 好きっ! 大好きーーっ! いっぱい気持ちよくしてあげる! いっぱいいっぱいイかせてあげるからっ!」
首に、耳に、頬に、目に、おでこに、鼻に、そして唇に……。チョロ松くんがキスを降らせた。
「んっ……チョロ松くんッ……」
私もチョロ松くんの首に抱きついて、夢中で返す。
しっかりと抱き合い、腕を回し、濃厚に舌を絡ませ合えば、もっともっと欲しくなってしまう。