第12章 超洗剤クリスマス【チョロ松ルート】
「いやぁっ! もう許して……」
ずちゅずちゅと出し入れを繰り返され、愛液がこぼれる様子をカメラは淡々と記録する。
写真を撮っていたはずなのに、なんでいつの間に動画まで……?
そう思いつつも、うまく頭が回らない。チョロ松くんの指が私の中を掻き回すたびに理性が少しずつ飛んでいく。
「愛菜ちゃんの中、熱くてとろとろ……」
チョロ松くんは指を引き抜くと、愛液まみれになり糸を引く手の先をじっと見つめた。
「チョロ松くぅん……」
指を抜かれた途端に急に淋しくなり、私はチョロ松くんに視線を送る。きっと今、物欲しそうな顔をしてしまっている……。
チョロ松くんはそんな私を見て、ごくりと喉を鳴らす。指をシーツで拭い、まだ撮影を続けているカメラを取って、私の顔に向けた。
「ね、ねぇ、愛菜ちゃん。僕のこと好き……?」
「うん……」
「じゃあ、カメラに向かって『チョロ松くん好き』って言って?」
「え、でも……」
「お願い……」
チョロ松くんは切なそうに私を見る。う、そんな顔されたら、断れないよ……。
私はカメラを見た。
「チョロ松くん……好き……」
チョロ松くんが手で顔を押さえる。頬と耳がみるみる赤くなっていった。
もしかして、照れてる……?
真っ赤になって顔を隠すチョロ松くんが可愛くて愛おしくて。
せっかくのクリスマスなのにカメラで撮影しちゃうし、エッチでどうしようもないシコ松だし、ライジングだし、でも……そういうところもやっぱり大好き。
チョロ松くんはカメラを回したまま、私の体を優しく仰向けに寝かせた。腰の上に跨り、おもむろにサンタ服の胸元をめくる。
ぷるんと胸の膨らみが露わになった。