第3章 ドライな僕を溶かすキミ【トド松】
「はぁ」
だるい体を起こして、下着を上げ、自慰の後始末。
あー眠い……ちょっと寝よう。
あっ、そうだ。メッセのやり取りしてる最中だった。
ボクはスマホを拾うと、ささっとメッセージを入れる。
『ボク、もうイッたから終わっていいよ。ありがと』
瞬間、既読がついて、すぐに返事が戻ってくる。
『えっ、私まだ途中なんだけど……』
『ごめん。もう眠い。文字入れるのだるいから。じゃあね』
『トッティ、寝ちゃうの? 待って!』
ボクは、通知の音量をゼロに設定するとスマホを放り投げ、ソファに寝転がった。
あー……もうねむけが……げんかい……。
…………
……
…
あれ? なんだろ。なんか気持ちいい。あそこが熱い。あー……このままずっと寝ていたいなぁ……。
急に強い刺激が下半身を襲い、ボクは夢の中から引きずり出された。
「えっ?」
目の前の光景にギョッとする。
仰向けに寝ているボクの上に一糸纏わぬ姿で
跨っている愛菜ちゃん。
すぐに目に入ったのは、こぼれそうに揺れるたわわな胸、視線を落とせば可愛らしい繁み。