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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第12章 超洗剤クリスマス【チョロ松ルート】


「あれ? デカパン博士!?」
チョロ松くんが驚いて声を上げる。


目の前にいたのは、デカパン博士。そして、博士の横にはダヨーンさん。


「ホエホエ〜こんばんはダス! 愛菜ちゃんにチョロ松くんダスね」


「博士、こんばんは! 博士たちもイルミネーションを見に来たんですか?」


私が尋ねると、博士とダヨーンさんは顔を見合わせて微笑んだ。


「そうなんダヨーン! クリスマスと言えば、イルミネーションなんダヨーン!」


「きれいでした?」


「すっごくきれいだったんダヨーン! クリスマス気分が盛り上がって、この後は…………へ行くんダヨーン!」


「え?」
ダヨーンさんが何と言ったのか、うっかり聞き逃してしまった。


「だから、この後は○■△☆へ行くんダヨーン!」


「はい?」


「だから、今から♀♂♥♡へ行くんダヨーン!」


「あの、よく聞こえなかったのでもう一度……」


「愛菜ちゃん! もういいから! そこまでして聞くことでもないでしょ!?」
なぜかチョロ松くんが焦ったように私とダヨーンさんの会話を遮った。


「え? あ、うん……。ダヨーンさん、ごめんなさい、何度もお聞きして」


「いいんダヨーン!」


「じゃあ、わしらは行くダス。愛菜ちゃんたちも楽しんでくるダスよ」


「博士! ちょ、ちょっと待って!」
チョロ松くんが慌ててデカパン博士を引き止めた。


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