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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第11章 超洗剤クリスマス【分岐あり・チョロ松&逆ハー】


チョロ松くんAが笑いながら私に近づいてきた。

「なぁなぁ、愛菜ちゃん。君って、チョロ松の彼女なんだよね〜? なら、当然、彼氏の見分けぐらいつくよな?」


「え……」
私は固まる。


いつもなら見分けはつくけど、今日はちょっと……。


返事に困っていると、チョロ松くんBが前に出た。
「なら、こうしようじゃないか、チョロ松ガール。今からオレたちをシャッフルするから、どれがチョロ松なのか選んでくれないか?」


慌ててチョロ松くんが庇うように私を引き寄せる。
「何でだよ! 愛菜ちゃんはそんなことしないよ!」


「あれ……? 選んでもらう自信ないの……? 彼女のこと信じてないんだ……自分はゴミのくせに……」
闇のオーラ全開で煽るチョロ松くんC。


「っ! いや、もちろん愛菜ちゃんのことはちゃんと信じてるよ……」


「あっはー! 信じてるなら、問題ないね! シャッフルシャッフルー! シャッフルシャッフルー!」 

Dにまで煽られ、チョロ松くんはその気になってしまったのか力強く頷いた。

「だ、大丈夫! 愛菜ちゃんなら、僕を選べるはず!」


「えへっ! なら、シャッフルしちゃおっか! チョロ松兄さんを選べたら、ボクたち邪魔者は大人しく退散するよ。でも、選べなかったら、誰でもいいってことだから、みんなで仲良くデートねっ!」


Eがブリッコポーズで可愛く言うと、チョロ松くんは私の手を取った。


「望むところだ! 僕たちの愛は見た目なんかに惑わされない! ね、愛菜ちゃん?」


え……ええええええっ!?


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