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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第10章 お持ち帰りの長い夜【一松】


「っ……!」

露わになった形のよい柔らかそうなおっぱい。てっぺんについた美味しそうな桃色の蕾。

き、きれい……。

たぶん今のおれは相当マヌケなツラをしてるんだろう。

バカみたいに口を開けて、フワフワの胸を凝視し続ける。

「あの、一松くん……?」

全く動かないおれに不安になったのか、愛菜ちゃんが困ったような声を出した。

そりゃ、そうだ。頼まれて乳を見せたのに相手はなんの反応もせず、ただ黙ってるんだから、不安にもなるだろう。

何か気の利いたこと言わなきゃ。でも、何を……?

おれは震えながら口を開いた。
「も……」

「も?」
愛菜ちゃんが心配そうに繰り返す。






「もう片方のおっぱいも見せて……」




おれは何を言ってるんだぁああ! これじゃ、ほんとにただのド変態になってしまう! 今度こそ終わったぁああ!


しかし、返ってきたのは意外な返事だった。

「うん……わかった……」

愛菜ちゃんは恥ずかしそうにしながらも、自分でバスローブの胸元を掴み、もう片側も引き下げた。

はらりと肩から落ち、上半身裸になる。

嘘だろ……。目の前で女子が半裸になっている……。しかも、おれに乳を見せるために……。

何このエロすぎるシチュエーション。

股間が切なく熱を持つ。頭の中がグラグラと揺れた。

おお、女神よ……! この汚れた雄豚の目ん玉を今すぐお潰しください……ってか、もう、殺してーっ……!

頭の中では叫びつつも、おれは静かに彼女の胸を見つめ続ける。

「あ、あの……一松くん……」

微動だにしないおれに痺れを切らしたのか、愛菜ちゃんがまた名前を呼んだ。


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