第9章 かんじて♡サマー仮面【カラ松】
「あっ……んぅっ……や……あ……」
なかなか奥まで入ってこないもどかしさに、我慢できなくて腰が勝手に動いてしまう。
「くっ! ど、どうだ、ハニー? このまま、奥まで入れてもいいか? 仮面をつけたままだが?」
サマー仮面が苦しそうに言う。
「カラ松くんっ、い、入れてッ、もっと……」
「カラ松じゃなくて、サマー仮面だと言ったろう? んん? どうなんだ、ハニー? 誰に入れてほしいんだ?」
もうだめ。これ以上、待てない。
「入れてっ! 奥まで入れて! お願い! サマー仮面っ!」
私は、サマー仮面に腰を押し付けながら、無我夢中で叫んだ。
「グッサマーだ、ハニー……」
瞬間、サマー仮面は一気に腰を突き入れ、私を貫いた。
「あぁんっっ!!」
腰を掴み、そのまま後ろから激しく私を突く。
「あっ……あんっ……あぅん……ん……あ……あんっ……」
「くっ、ハニー!」
青く澄んだ空。広がる海。仮面の男に後ろから犯され、声を上げてよがる私。
こんな外で裸になって……すごく恥ずかしい。なのに、すごく……興奮する……。
サマー仮面がさらに腰の動きを速める。繰り返されるピストン運動。
岩についた手が痛い。でも、その痛みさえも快感に感じる。
「はあっ! あっ! あっ! カラ松くんっ! カラ松くん! 好きっ!」
腰を押し付けながら叫ぶと、サマー仮面が息を呑む音が聞こえた。