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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第9章 かんじて♡サマー仮面【カラ松】


「そんなことよりハニー! もう時間がない。ブラザーたちに見つからない場所を探そう!」


「うん、そうだね。カラ松くんと早く二人きりになりたいな……」
愛菜ちゃんが顔を赤らめ、モジモジする。


オー……サマーヴィーナス……可愛いすぎる……。


オレは股間が熱くなるのを感じ、そっと両手で隠した。


午後のビーチは、ちらほら帰り支度を始める人もいるが、やはりまだまだ賑わっている。思い思いに夏を楽しむ人々を眺めながら、オレたちは歩き出した。


「それにしても、おそ松くんたちも高校の時から全然変わってないね〜」


愛菜ちゃんが呑気にブラザーたちの話をする。


「ハニー、そのことなんだが……彼氏が33回も流刑にされてるのに、なぜブラザーたちに文句を言わないんだ?」


愛菜ちゃんは、う〜んと考え込んだ。
「でも、こういうのって兄弟の問題だから、外部の人間は口を挟まないほうがいいだろうなと思って……」


いや、むしろ挟んでくれ。頼む、ハニー。毎回泳いで戻ってくるのは大変なんだ……。


オレたちは落ち着ける場所を探しながら、人混みを縫って歩く。


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