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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第8章 おねがい♡サマー仮面【カラ松】


「……って、愛菜ちゃん!? もしかして怒った!?」
サマー仮面が慌てて顔を覗き込んでくる。


私はサマー仮面に強く体を密着させた。お腹の辺りに確かに熱いものが当たっているのを感じる。


「ううん、怒ってないよ。射(ピー)していいよ」


「え?」
サマー仮面が固まる。


私は手を伸ばし、目の前の仮面をそっと外した。


「だから、このまま射(ピー)していいよって言ったの……」


顔を出したカラ松くんが耳まで真っ赤になる。
「ハニー!? な、何を言って……!?」


もうお願いは叶えてもらったから、サマー仮面の出番は終わり。仮面を外した「カラ松くん」の唇に私はそっとキスをした――








――つもりだったが、唇には何も触れなかった。




「え? あれ? カラ松くん?」


いつの間にか目の前からカラ松くんが消えている。


後ろから「うわぁあああああ!」という絶叫。


振り返ると、5人の男がカラ松くんを海に向かって乱暴に運んでいくのが見えた。


「ええっ!? おそ松くんたち!? なんでここにいるの!?」
慌てて追いかける。


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