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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第8章 おねがい♡サマー仮面【カラ松】


「もちろんだ。来年だけじゃなく、この先もずっと、な……」


「本当に?」


「ああ」


私は顔を上げ、サマー仮面を見た。


「でも、私、今より年を取っておばさんになったら、水着が似合わなくなるかも。それでもいいの?」


サマー仮面がフッと笑う。
「ノープロブレムだ。その時はオレもおじさんになってるからな」


「じゃあ、私がおばあちゃんになったらどうするの?」


サマー仮面は優しく私の頭を撫でた。


「その時は一緒に海を眺めたりして、二人でのんびり過ごすんじゃないか?」


年を取った二人が仲良く並んで砂浜に座る光景が頭に浮かんだ。


「そっか……それも悪くないね」


「ああ、悪くないだろう?」


うん、悪くない。


私は、もう一度サマー仮面の首元に顔を埋めた。サマー仮面も回した腕にまた力を込める。海から吹いてくる涼しい風が抱き合う体に心地いい。


「……そういえば、カラ松くん、さっきは日焼け止めを塗るだけで大泣きしたのに、今は平気なの?」
ふと気になって尋ねてみる。


「いや、平気じゃないな……。射(ピー)しそうだ」


私は黙り込んだ。


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