第8章 おねがい♡サマー仮面【カラ松】
おそ松くんたちは砂浜まで一気に走ると、慣れた手つきでカラ松くんをイカダに括り付けた。
トド松くんがイカダを力強く海に向かって蹴り上げ、勢い良く叫ぶ。
「はい、流刑ーーーー!!!!」
私は、海の彼方に消えていくイカダと波打ち際の5人を交互に眺めた。
ああ、今年のクリスマスも来年の夏もきっとこの先も、これからすっごく楽しくなるんだろうな。
もう淋しくなんてない。だって、素敵な彼氏とこんなに楽しい彼の兄弟がいるんだもん。
「一人で和歌でも詠んでるのはお前の方だーーっ!」
トド松くんの怨念のこもった叫びが、海にこだまする。
私は真夏の太陽の下で、始まったばかりの恋とまだまだ終わらないサマーの予感に胸を弾ませた。
―To be continued...
まさかのR18編に続く――。
【オマケ】
愛菜が獲得したサマー:6220000サマー
愛菜が失ったサマー:5050000サマー
愛菜が変な仮面の男と撮った写真:46枚
愛菜が獲得した「いいね!」の数:0