戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第51章 ふたり、春爛漫 ―光秀中将&葵の上―<R18>
光秀の動きは更に動きを増し、絶頂にかけあがった舞が全身を突っ張らせる。
「あっ、あっ、あぁぁ…んっ…」
光秀を離さないといわんばかりに締め付け、光秀もその締め付けの中で達すると、舞の中に己を放った。
「…これだけ愛しているのだから、そろそろ薫の次が出来ても良いだろうな…」
舞を抱き締めながら光秀は終わった後のまどろみの中で呟くと、舞はその腕の中で明らかに狼狽しながらも嬉しそうに答えた。
「…私も…光秀様のお子が…もっと欲しい、です…」
薫は曲がりなりにも将来の高級官僚となり得る家柄に産まれた嫡男だ。
多少厳しくても立派な官人になるよう育てなければ、という気持ちが光秀の中には有る。
「今度は…姫が良いですわ…」
とろりとした甘い声で舞がねだるのを聞いて、光秀はふ、と片頬をあげ、舞を抱いていた腕をするりと滑らせ尻までおろして、その丸い尻を撫でながら間へ指を差し入れた。
「…あ、んっ…光秀、さま…っ」
突然触れられた驚きで舞は声をあげるが、光秀はその声を気にせず秘部へと手を伸ばす。
「姫が欲しいのだろう?」
さらりと言われて舞は、暗い御帳台の中で一人顔を赤くする。
「それは…申しました、けれど…」
「では、姫を授かるようにおまえにもっと俺を注がなければな」