戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第51章 ふたり、春爛漫 ―光秀中将&葵の上―<R18>
「…みつ、ひで、さま…」
感極まった声が小さく光秀の耳に入る。
組み敷いている葵と呼ばれる舞が呼んだのだ。
「…どうした?」
光秀は妖艶な笑みを浮かべると上から舞を見下す。
「…も…わた、し…」
うっすら涙を浮かべる舞は早く達したいと言わんばかりの眼差しで光秀を見る。
「達したいのか?」
光秀が動きを止めて問うと舞がこくりと小さく頷く。
「…もうちょっと、だ…」
光秀はそう言うと舞の腰を掴み直し、前後の動きを激しくすると、二人のからだがぶつかるパンパンという乾いた音に、二人の結合部の淫らなぐちゅぐちゅいう音が混ざりあう。
「あっ…あぁ…ん…」
舞が合間によがり、その声で光秀が中に挿れているものがぐんと大きくなったように思わせる。
「あっ…みつひ、で…さま…っ」
気付いた舞が声をあげるものの、光秀は動きを止めず妖艶な笑みを浮かべたまま言う。
「俺をこうさせるような事を仕掛ける、おまえが悪い」