戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第49章 天女と淫靡な愛をする ―信玄源氏&女三ノ宮―<R18>
「衛門の督、そうがっかりした顔をするな」
信玄はそう言って二人の前に座る。
「提案があるのだが、今日は俺たち三人で閨を愉しまないか?」
「さ、三人で、ですか?」
衛門の督は驚いて目をぱちぱちさせるものの、舞は目を輝かせる。
「まぁ、それは楽しそう。いつもは私と信玄様、もしくは私と衛門の督ですもの。私は賛成ですけれど、衛門の督はどう?」
「信玄様と舞様が賛同なさってるなら、私もやります」
驚いていたものの衛門の督も即答し、三人で閨を過ごす事が決まると、信玄は言った。
「さ、まず二人で始めておくれ。俺は二人の様子を見ながら参加しよう」
その場であぐらをかいて座り、信玄はにこにこしながら舞と衛門の督へ笑顔を向けるので、二人は顔を見合わせそして「それでは…」と始めた。
衛門の督が舞を抱き締め口付けを始める。
何度もちゅ、という音が聞こえ、それが段々と深いものとなり舞の舌をねっとりと絡めるものになると、衛門の督の片手が慣れたように下袴へ伸び紐を解く。
袴の紐を解くと舞の装束の全ての袷が開いて肌が覗く。
衛門の督の片手が舞の後頭部へ移動し、ゆっくりと褥に舞のからだを倒してゆくとそのまま後頭部に置いていた手が、舞の胸元へと移動し乳房を柔らかな手つきで揉み始めた。
「ん…あぁ…」
小さく喘ぐ舞の声が衛門の督の欲を煽り、それを見ている信玄も唾を呑み込んだ。