戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第45章 言葉を伝えたい ―末摘花&光秀源氏―<R18>
最初はそのまま気を失ってしまいそうなくらい、恥ずかしくて、情けなくて、甘くて、痛くて、どうして良いかわからなかった。
けれど何度も光秀様に愛される度、その時は全てを光秀様に委ね、私は感じるままに動くようにしていたら、光秀様は喜んでくださるようになったの。
「良いぞ…舞…ほら、もっと良い顔をさせてやる」
光秀様はそうおっしゃって、私の気持ち良くなるところを襲ってこられる。
「光秀様、それはいけませんわ…」
私がやんわり、刺激の強いのは嫌と言っても、私を私以上にご存知の光秀様は止めずに、むしろ私の耳元でもっと感じるよう囁き、私の全てを蕩かしてゆく。
「何を言っている…本当は心地良いだろう?」
光秀様の手で私はどんどん快楽への道へ堕ちてゆく。
あんまり愛欲がすぎると、死んでから愛欲地獄が待っているらしいの。
地獄だろうがそんなの良いの、だって、光秀様の愛撫が私は好きで、大きな手のひらがからだを撫で、私をたくさん慈しんでくださると、それだけで悦びが止まらない。
今日こそ光秀様、貴方にお伝えしますわ。
恥ずかしくて言った事が無いけれど、光秀様はどんな顔をして私の言葉を受け入れてくださるかしら。
「光秀様」
私は声を掛け、光秀様がこちらをご覧になったところで、微笑みながら言うわ。
「愛してます」
光秀様は一瞬真顔になられ、そして優しい笑みを浮かべられた。